「当たる占い師」が電話占いに多い理由
昨今、利用者数が右肩上がりに上昇している電話占い業界。携帯電話やスマートフォンの普及がその大きな原因であることは間違いありません。
しかし、そういった機器を用いて一度利用した層が実際の鑑定に満足して定着しなければ、利用者数は増加することはないでしょう。
半信半疑で電話をかけ、占い鑑定を受けてみて、その結果として「想像以上に当たった」「今までの占い鑑定と全然違った」と驚嘆し、「また占ってもらいたい」と思う方が多いからこそ、この業界は日増しに成長を遂げているのです。
では、一体なぜ電話占いに当たる占い師が多いのか。
それは占い・霊能業界の元々の風潮に関係しています。従来の占い・霊能業界には「とにかく話題になって、名前を売って有名になって、お金を儲けることこそ成功への道」とする傾向が根強く、かなり拝金主義的な風潮が蔓延している環境となっています。
皆さんもテレビに出演して派手なパフォーマンスや台詞で人目を引こうとする占い師や霊能者を見たことがあるかもしれません。
業界ではああいった者が後を絶たず、また占いと全く関係ないところでの潰し合い、足の引っ張り合いも日常茶飯事です。
しかし、占いの技や霊能の力で本当に人助けをしたい、という意識を持つ方は、そういった従来の風潮を忌み嫌い、「純粋に占い鑑定をしたい」という考えの下、新進気鋭の電話占い業界に身を置く傾向があります。
もちろん全ての占い師がそうではありません。しかし、本当に相談者のことを考える占い師が電話占い業界に流れてくる、その傾向があるのは事実です。