霊感を働かせて問題を的中させ、未来を予知して解決へと導く霊感占い師。

その霊能力は一体いつ、どのようにして身についたものなのでしょうか。

基本的に霊感占い師や霊媒師などは、その多くが「生まれながらに能力を身につけていた」と述べています。

物心ついた時には他の人に見えないものが見えていた、超常的存在からの声を受信していた、なんとなく人の心や未来が分かってしまっていた……など、具体的な部分は人それぞれですが、「物心ついた時には」という点は彼らの大部分に共通する要素です。

両親のどちらかが、あるいはその両方が、また祖父母が霊能力を持っていた、という生粋の霊感家系出身者も少なくありません。

そういった方々は、生まれながらに高い霊能力を保持しているだけでなく、日常的に高度な修行を受けており、それゆえ早い段階から霊感占い師として活動している方が多いのも特徴です。

一方、後天的に霊能力に目覚めたという方も少数ながら存在します。

そういった方は、事故や病気などで生死の境を彷徨って覚醒したパターン、また「神域」と呼ばれる強力なパワースポットで高位霊と接触して覚醒したパターンなどがあるようです。

また少数ですが、自力で修業を積み、潜在的な霊能力を覚醒させた努力型の霊能者も存在します。

そういった方々は、先天的な霊能力保有者に比べて力の強大さの面では劣る傾向があるものの、そのコントロール能力や、実際の鑑定における「相談者の気持ちに寄り添ったアドバイス」などで人気を博しているケースが多いようです。